ベラクルス州 オリサバへ行ってきた。その1
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「メキシコ旅ナビ」メキシコ街歩き
¡Hola! Domingoたなかです。
今回はベラクルス州のオリサバと言う町を紹介したいと思います。
オリサバですが、聞いたことがない町だと思います。
ですが、この町、メキシコ最高峰(5699メートル)のピコ デ オリサバ(シトラルテペトル山)があります。
【この記事で分かること】
・オリサバの場所
・オリサバへのアクセス
・バスターミナルから中心地への道のり
・メキシコの地方都市の雰囲気
・メキシコ地方都市の宿事情
オリサバってどこにあるの?
リオ・ブランコとリオ・オリサバを含むいくつかの支流との合流点。山への上り坂の底にあるこの場所は、何世紀にもわたってメキシコシティとメキシコ湾岸のベラクルスの間の主要な貿易ルートで重要な場所でした。
メキシコシティからだいたい290㎞くらい
ちなみに…東京駅から290㎞と言うと、西は愛知県の知多半島と志摩半島の間くらい。北はちょうど山形駅あたり。南だと八丈島あたり。
メキシコ最高峰のピコ デ オリサバの麓にあるにもかかわらず、地球の歩き方には載っていない小さい街です。
オリサバへのアクセス
今回はメキシコシティからではなく、前泊地のベラクルスからオリサバへ行くルートを紹介します。
ベラクルスから高速バス(ADO)で行くんだけれど、直通ではなく、途中下車しなくてはならないルート。途中下車しなきゃいけないというのも今回の旅はすでに経験済み(テポストラン参照)
※乗車時に運転手に「オリサバで降りる」と言えば、到着すれば教えてくれます。
高速バスの見慣れた風景、乗車の際に飲み物とおやつが貰えます。大きい荷物はバスの下の荷台へ。ちゃんと荷札を付けてくれて、降りるときに交換するので受け渡しで間違うとかはないはずです。(昔はこんなシステム、なかったですが)
ベラクルスからオリサバまで調べてみると130キロくらい。
これをみて、気づいたんですが、これだけ離れていても同じ州なんですね。やっぱり広いぜ、メキシコ。
東京駅から130キロ
北だと中禅寺湖あたり、南だと下田のちょい手前、西だと南アルプス市の先あたりくらいな感じです。そう考えると、同じ州って聞くとびっくりしますね。
今回のバスは座席の前にコンセントがありました。青く光ってるところがコンセント(だいたい、座席の下にあるんですが)
フットレストは足元ではなく、太ももの裏側がクイクイっと上がるやつでした。どうせなら、オアハカからベラクルスに向かうバスでこのフットレストがよかったなぁ。と独り言。
長距離移動の高速バスなので、Wi-Fiも飛んでいます。
バスは9時20分すぎに出発。オリサバへ¡Vaomos!
バス内は冷えるので、上っ張りがあるといいかも。私は飛行機の毛布を貰って来てバックパックに括り付けていたので、サラッと出しておきました。
10時50分:姉妹都市のコルドバと言う町で停車。周りの人に「オリサバじゃないよね!?」と確認のため聞いておきました。
11時に再び出発。
11時50分オリサバ到着。山の麓の街ということもあるのか標高はそこそこ。
この時、考えていた旅程として、オリサバの次はサッカーの本田圭佑選手が一時所属して有名になったパチューカに行こうと思っていたんです。
で、オリサバに着いたスグにバスターミナルで聞いてみたら、「オリサバからパチューカへのバスはない。プエブラからなら出ているよ」と言われ、「プエブラならメキシコシティからバスで2時間だな」と思い、この後、西側に行くから、どっちにしろシティには寄るからプエブラからパチューカに行こうと思い、値段を聞いてみる。でも、
考えた挙句、メキシコ滞在の残りの日にちと時間を考えパチューカは断念。パチューカはプロレスラーのウルティモ・ドラゴンが素顔の時、デビューしているので、死ぬ前に1回は行きたい場所なんですがね。これでまた、メキシコ行きたい場所リストが増えました。
さて、宿探し。当然のことながら、今回も宿は取っておらず、とりあえずセントロに行き、ウロウロしながら宿を探すことに。バスターミナルのコーヒースタンドのむかしお姉さん(要はおばちゃん)にセントロまでの行き方を聞くと、「ここ出て、左。まっすぐ行って○○という店があるからそこを右。そのまままっすぐ行けばセントロだよ」と丁寧に教えてくれました。
バスターミナルからセントロへGo!!
ターミナルを出るとプエブロマヒコの看板
どこにでもマックはある。メキシコでマックの看板を見るとなぜか安心しますw
教えてもらった通り、「セントロまでは1回しか曲がらないで着くからよっぽど方向音痴じゃない限り、迷うことはない」と思いながら歩いていましたが、私は極度の方向音痴なもんだから、曲がる筋を間違えてしまい、結局、道に迷いました。
行き交うオリサバ市民、数人に話しかけ、セントロへの道を聞きました。ですが、これも見方によれば、『ふれあい』と思えば、旅のいい思い出です。
本来ならこの店(soriana)の角で曲がらないといけないのに1本手前の道で曲がってしまった。
街の中心街、セントロに到着
初めての土地と言うこともあり、バスターミナル到着から1時間もかかり、セントロに到着。バスターミナルで「セントロ」と尋ねて教えてもらった場所、どうやらカスティージョ公園と言うらしいです。
歩道にはメキシコ名物くつみがき
こうやってみるとこの町はオリサバ山の麓の街なんだというのがわかりますねぇ
オリサバでの宿探し
賑わっている方へ行くと小綺麗な宿が。中に入り、「部屋は空いているか?」「空いていたら1泊いくらなのか?」と聞くと、今回の旅で1泊に出せる金額(300ペソ≒1710円)を余裕で超えていたので、やんわりと断りを入れます。そのついでに、「申し訳ないけど、300ペソ以下で泊まれるホテルはこの近くにないですか?」と聞いてみることに。
競合調査をしていれば、わかるハズだろうと思いながら聞いてみると「安い宿なら、この近くにあるよ」と地図を書いてもらいました。簡易すぎる地図を頼りに教えてもらった宿へ歩くことだいたい10分。
オリサバの宿!!
1泊、いくらか予想しながら続きを見てくださいね~
13時15分、教えてもらった宿『Hotel ARENAS』に到着。出迎えてくれた宿は…なかなかの佇まい。
夜はこんな感じ
路地ではないが、いい感じでメキシコの田舎感があふれ出ています。実はセントロのスグそば、という好立地。
鍵ですが、木の札ではなく、上にドアノブに挿すちゃんとした鍵がついてます。
宿ビュー
屋上
洗濯物は私のではありませんが、私もこの奥の空いているスペースを借りて、洗濯物を干しました。乾燥しているので、すぐ乾きます。
屋上で洗濯をしているようで、洗濯機がフル回転していました。しかも、二層式。
部屋
内鍵は安心の二重ロック!!
入口を入ってすぐスグ左に作業台というか、机と鏡。上を見上げるとテレビがあります。つかなかったけどw
独りでは大きいと感じる硬くもなく、柔らかくもないベッド
荷物を置くスペースあり。これはうれしい!!
驚きのネット環境
受付で「ネットは使えるか?」と聞いたら「使える」と言うので、決めた宿でしたが、その真意は、受付の周りだけで部屋には飛んでこないことが判明。しかも、今回の旅のために借りたポケットWi-Fiでも部屋だと繋がらない。 なかなかイケてる宿でした。
アメニティ(?)
「シャワー用に」とタオルを渡されたけど、これをどう使えと? こう言いうとなんだけど、雑巾レベルのタオルっす。
バスタオルなのか?足元用タオルなのか? それとも、手ぬぐいなのか? なんだか分かりませんw
正解発表!!
さて、オリサバでお世話になった宿「Hotel ARENAS」は1泊、驚きの95ペソ(約542円)でした。予想は当たりましたか? それでも雨風がしのげて、横になって寝られるんだから文句は言ってられません。
こうしてオリサバの初日は過ぎ去って行ったのでした。
ベラクルス州 オリサバへ行ってきた。その1 終わり
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情報は2019年2月3日のものです。あなたが行かれる場合、記載の情報が変わっている場合がありますのでご了承ください。記載中の感想はあくまでDomingoたなかのメキシコに対する価値観なので、現地にて何が起こっても当サイト、Domingoたなかは一切の責任は負いません。※レートは当時の1ペソ≒5.7円計算。