先住民の街、オアハカに行ってきた。その1
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「メキシコ旅ナビ」メキシコ街歩き
¡Hola! Domingoたなかです。
今回は、メキシコ南部の都市、オアハカ(oaxaca)と言う町を紹介したいと思います。2018年の映画「リメンバーミー」で舞台になった場所です。そんなこともあり、密かに人気が出ている町です。
その影響なのか、2018年7月には「Travel+Leisure」という海外旅行雑誌の「2018年度 最も魅力的な世界の街ランキング」で2位を獲得しています。
この記事で分かること。
1.メキシコシティからオアハカまでの行き方。
なぜ、オアハカ?
2006年くらいに、メキシコ行きを計画した時、オアハカに行こうと思った時がありました。が、その時は教師がストライキを起こし、暴徒化して死者が出るくらいの騒ぎになり、外務省からも渡航するのは危険、ということで、行くのを断念したのでそれ以来、12年越しのリベンジ。
オアハカ出発前夜~当日
メキシコシティからオアハカまでは国内線の飛行機が飛んでいるけど、時間があるので、バスで向かうことに。出発前夜、メキシコシティの宿の受付さんに「バスでオアハカの行きたいのだけど、どうしたらいい?」と聞いたら「東側バスターミナル(TAPO)からオアハカ行きのバスが出ている」というのを教えてもらいました。
バスターミナルへ!!
6時15分起床。実はこの日、日本とのZoomミーティングが旅行前から入っていたので、それを考えると、前日に荷物をまとめておいたほうがいいと思い、寝る前にパソコンだけ出しておいて、荷物をまとめておきました。
朝食は前日にパン屋で買っておいたパンで済まし、7時からZoomミーティング(日本は前日の22時)電波状況もよく、ミーティングも無事に終わり、8時40分。パソコンをリュックにしまい、東側バスターミナルへ。
宿から一番近い地下鉄の駅は2号線(青)のZocalo(ソカロ)駅。8時45分。地下鉄に乗り、隣の駅、Pino Suarez駅へ。
そこで降りて、1号線(ピンク)に乗り換え、3つ目の駅、東側バスターミナルがあるSan Lazaro駅に9時10分に到着。
この東側バスターミナル(TAPO)は地下鉄の駅とほぼ直結。案内の通りに行けば、迷うことはないので、方向音痴の私でも安心。
東側バスターミナルは、円形で、真ん中に飲食店があり、その外周にバスチケット売り場が並んでいます。屋根はドーム型で、そこから光が差し込む感じ。中はかなり寒く、メキシコに来た時の機内にあったブランケットがリュックにあったので、マントのように羽織り、寒さをしのぐ。その姿はまるで銀河鉄道999の鉄郎。
バスターミナルで警察に呼び止められる
このバスターミナルは初めてきたので、思わずFacebook Liveをして、ぐるぐる回っていたら、巡回ポリスに呼び止められ、「撮影しちゃダメだ!!」と言われてしまいました。(写真はOK)
メキシコの高速バス
メキシコの高速バスの会社は色々とあるけれど、
メジャーどころは、
「ADO」(アデオ)
「Primera plus」(プリメーラ プルス)
「AU」(アウ)
の3つ。
オアハカまでのバス代が高い
乗り心地や車内の環境を優先すれば、ADOがおすすめ(主観です)なので、今回はメキシコシティからオアハカまではADOに。
チケットブースで値段を聞いてみると…662ペソ(約3,780円)だと言う。
思わず、「高っ!!」と言ってしまった。それもそのはず。地下鉄が一律5ペソ(約30円)で乗り放題なのに…。でも、これに乗らないオアハカにいけないので、買うことに。バスは10時20分発。
手荷物以外はバスの下部分の荷物置き場に。番号札を荷物につけて、同じ番号の引換券をもらい、中に入る。
オアハカはメキシコでも先住民が住む比率が高いせいか、乗っている人もそれっぽい人が多い(服装が民族衣装なので、分かります)
そして、案の定、バスの中は寒く、ここでも機内から持ってきたブランケットが大いに役立つ。
10時20分、バスは定時に出発。(シティの地下鉄は時刻表がないのに、バスは時刻表があるからか、ほぼ定時に出ます)
出発してすぐに寝ていました…
バスはかなり揺れて12時、14時と、ちょいちょい揺れで起こされる。高速道路を走っているハズなんだけど道の状態が良くない感じ。
道の心配もさることながら、パソコンを手荷物じゃなく、リュックに入れて、バスの下に預けてあるので、揺れでパソコンがクラッシュしないかのほうが心配。(これ以降、バスに乗る時は手荷物にして乗ることに)
次に目が覚めた時でもまだ16時。さすがに寝すぎたのか、もう眠くない。そして、17時。ついに、ようやく、6時間40分かけてオアハカに到着。
ほぼ寝ていたので記憶も写真もありません…
オアハカでの宿探し
メキシコはひとます、セントロ(街の中心地)に向かえばなんとかなると思ってるので、GoogleMapを頼りにセントロへ。
タクシーで行けばいいものを11キロのリュックを背負い、歩く、歩く。ひたすら歩く… 標高はそれなりに高いので、急がずに。気分は軽い登山。
セントロに着いて、ネットで宿を探すもいい感じの宿がなく、セントロの周りをぐるぐる、ぐるぐる。
いい感じの宿を見つけるも、値段が高く断念。今回の旅では宿はマックス1泊300ペソと決めているので、断られた宿に「一泊300ペソ以内でで泊まれる宿はありませんか?」と聞いても笑顔で「ないわー」と。
親切、いい加減がウリのメキシコ人。でも、たまにSっ気満載のメキシコ人に出くわすこともあるというのを知りました。
泊まろうとしたドミトリーはドアが開かず、ブザーを鳴らしても誰も出ない。1時間くらいセントロの周りをウロウロ歩いてみたものの、宿が見つからず、しかも、日も暮れてきて、これは野営も辞さない雰囲気に。
宿を探さないとヤバイことになると思った時、目に飛び込んできたのはH(Hotelの看板)の文字。もうここしかない、と思い、中に入り、
「部屋は空いているのか?」
「1泊いくらなのか?」
「Wi-Fiは飛んでいるか?」
を聞く。
宿代をディスカウントする方法
この旅で予定している1泊300ペソ以内をオーバーしていたけど、もう探す気力もなく、リュックも重いし、「連泊するから、マケてくれ~」と言うと10%にしてくれました。
他の国は知らないけれど、メキシコの宿は「連泊するから」と言うと、飛び込みの場合、100%、ディスカウントしてくれます(Domingたなか調べ)
宿に着いたのは18時30分。ここまで宿探しに苦労したのは初めてでした。
宿はこちら。
残念ながら、ベッド1つの部屋が空いてなく、1人でベッド2つの部屋に。天井は高く、3メートルはあるんじゃないか?というくらい高い。
シャワー、トイレは別で共同。これで1泊400ペソ(約2,400円)連泊で割り引いてもらって360ペソです。シングルの部屋だったらもう少し安く済んだのになぁ。
宿から歩いて5分ほどのセントロに行き、「夜の」オアハカを見に行く。(夜のオアハカは現在、執筆中)
こうしてオアハカの初日は終わりを迎えました。日中、バス移動で散々寝たのに、即寝でした。
メキシコ旅ナビ、オアハカ編その1おわり
メキシコシティからオアハカのまとめ
メキシコシティからオアハカまでの移動は1日仕事。
オアハカのバスターミナルからセントロまでは徒歩で10~15分くらい。
石畳なので、歩きやすい、履きなれた靴がオススメ。
宿は先にネットで予約しておくと◎。
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情報は2019年1月25日のものです。あなたが行かれる場合、記載の情報が変わっている場合がありますのでご了承ください。記載中の感想はあくまでDomingoたなかのメキシコに対する価値観なので、現地にて何が起こっても当サイト、Domingoたなかは一切の責任は負いません。※レートは当時の1ペソ≒5.7円計算。